「通所介護」と「通所リハビリ」の違いとは?|サービス内容・費用・対象をわかりやすく比較

「通所介護」と「通所リハビリ」の違い、知っていますか?

要介護・要支援の高齢者向けのサービスには「通所介護(デイサービス)」と「通所リハビリ(デイケア)」があります。
一見似ていますが、目的やスタッフ、内容に明確な違いがあります。

以下に比較表でまとめました。


✅ 比較表:通所介護と通所リハビリの違い

項目通所介護(デイサービス)通所リハビリ(デイケア)
目的生活支援や社会的交流の場医学的リハビリを通じた機能維持・改善
管理者介護職、生活相談員など医師(常駐または非常勤)
提供場所介護事業所(地域密着型など)医療機関併設、または併設の介護施設など
スタッフ構成介護職員、看護師(配置義務あり)、相談員理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのリハ職
主なサービス入浴・食事・レクリエーション・生活機能訓練リハビリ訓練(個別・集団)、医師の診察・処方など
利用対象要支援~要介護認定者主に要介護者(要支援者も可)
費用の目安約7,000円~/月(介護保険1割負担で数百円/回)リハ職や医師が関わる分、費用が高くなる傾向あり

✅ どちらを選ぶ?チェックポイント

  • 「自宅での生活維持を重視」「交流の場がほしい」→ 通所介護
  • 「退院後のリハビリを継続したい」「医師やPTの指導が必要」→ 通所リハビリ

目次

✅ まとめ

どちらも大切な在宅介護支援の柱ですが、目的や提供体制が異なるため、本人の状態や希望に応じて選ぶことが大切です。
担当のケアマネジャーと相談しながら、自分に合ったサービスを選びましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして。
当ブログ「ひとりじゃない おうち介護」運営者の とっちゃん です。

介護福祉士と作業療法士の資格をもち、これまで医療・介護の現場で10年以上の経験を積んできました。
現場では、在宅支援、施設ケア、認知症ケアに携わる一方、訪問看護ステーションにて管理者補佐として裏方業務・請求業務にも従事してきました。

このブログでは、

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それぞれの立場に寄り添った情報を発信しています。

制度の仕組みやケアの工夫は「知っているかどうか」で支援の質が変わります。
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