支援制度のまとめ

こんにちは。ブログ「ひとりじゃない おうち介護」を運営しているとっちゃんです。
介護福祉士・作業療法士として、福祉や医療の現場で働いています。


家族が体調を崩して、介護や医療が必要になったとき、
「どんな制度があるのか?」「何から手をつければいいのか?」
と、戸惑う方も多いと思います。

実は、要介護認定だけでなく、支援制度にはいくつか種類があるのをご存じでしょうか?

この記事では、「どういう人が、どこに相談して、何がもらえるのか?」を
ざっくり把握できるようにまとめました。


目次

🗂 主な支援制度と対象者のざっくり一覧

制度名対象者主な申請窓口支援の内容
要介護認定高齢で介護が必要な方市役所 or 地域包括支援センター介護保険サービスの利用
身体障がい者手帳身体機能に障がいのある方市役所・障がい福祉課医療費助成、税控除、福祉用具の貸与など
療育手帳(知的障がい)知的障がいのある方障がい福祉課、福祉センター等障がい福祉サービス、通所・就労支援など
精神通院医療(自立支援医療)精神疾患のある方障がい福祉課 等通院費の助成、福祉サービス利用
指定難病医療受給者証特定の難病のある方医療機関→障がい福祉課→都道府県医療費助成、訪問支援など

🧭 制度を選ぶときのポイント

  • 複数の制度を併用できることもあります(例:要介護+身体障がい者手帳)
  • ご本人の状態や疾患によって、対象となる制度が違います
  • 迷ったときは、地域包括支援センター障がい福祉課に相談するのが確実です

🔜 今後予定している個別記事(リンク予定)

  • ✅ 要介護認定の申請方法と流れ
  • ✅ 身体障がい者手帳の取得のしかた
  • ✅ 療育手帳ってなに?申請の流れと注意点
  • ✅ 自立支援医療の申請と対象
  • ✅ 難病医療受給者証のポイント

それぞれ別の記事で、具体的な申請手順や現場でのポイントをお伝えしていく予定です。


📝 まとめ

支援制度は、知っているかどうかで、使える支援の量も生活の安心感も変わります。
この記事が、「何を調べたらいいのか分からない…」という最初の不安を和らげるきっかけになれたらうれしいです。

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この記事を書いた人

はじめまして。
当ブログ「ひとりじゃない おうち介護」運営者の とっちゃん です。

介護福祉士と作業療法士の資格をもち、これまで医療・介護の現場で10年以上の経験を積んできました。
現場では、在宅支援、施設ケア、認知症ケアに携わる一方、訪問看護ステーションにて管理者補佐として裏方業務・請求業務にも従事してきました。

このブログでは、

在宅介護に悩むご家族の方へ:制度や支援、ケアのコツをわかりやすく

介護・医療職を目指す方へ:現場のリアルや働き方・転職のヒントを

学生・試験勉強中の方へ:国家試験や実習のサポートになる情報も

それぞれの立場に寄り添った情報を発信しています。

制度の仕組みやケアの工夫は「知っているかどうか」で支援の質が変わります。
「ひとりじゃない」と思える情報発信を目指して、ていねいに更新していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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