おむつ交換時の「ギャザー」の重要性と正しい立て方
在宅介護や介護施設で、毎日行うおむつ交換。
その中でも見落とされやすいのが、「パッドのギャザー」の扱いです。
実は、ギャザーをきちんと立てるかどうかで、本人の快適さも、介護者の負担も大きく変わるんです!
1.ギャザーってそもそも何?
ギャザーとは、パッドや紙おむつのサイドにあるフチ部分。
立体的に立ち上がる構造になっていて、
- 尿や便を中に留める
- 肌への漏れ広がりを防ぐ
などのとても重要な役割を持っています。
✅ ポイント:ギャザー=ただの飾りじゃない!
2.ギャザーを立てないとどうなる?
もし交換時にギャザーを立て忘れると…
- 尿や便が横漏れしやすくなる
- 肌が長時間湿った状態になり、皮膚トラブルや褥瘡(じょくそう)リスクがUP
- 本人も「不快」「恥ずかしい」思いをしやすい
つまり、ギャザーを整えないと、
介護する側も、される側もつらくなるんです。
3.ギャザーをきちんと立てるコツ
とても簡単です。
- パッドやおむつを装着したあと、
- 指先でギャザー部分をやさしく撫でるだけ!
もしうまく立たないなら、
- サイズが合っていない
- パッドの重ねすぎ の可能性もあります。
✅ ポイント:交換時に「サッ」と指を通す習慣を!
4.現場あるある失敗談
忙しい夜勤中などにありがちな例:
- 急いで交換→ギャザー寝かせたまま→翌朝、大量漏れで大惨事
- パッド重ねすぎ→ギャザー機能せず→漏れ&かぶれ
ちょっとした手間だけど、
数秒の「ギャザー確認」が事故防止に直結します。
5.家族介護でも大切なポイント
在宅介護でも同じ。
- ギャザーを立てることで漏れトラブル激減
- 肌を守り、本人の尊厳も守れる
- 結果的に、介護者自身の負担も減る
✅ ポイント:忙しい時こそ「丁寧な交換」が未来をラクにする!
まとめ
ギャザーは、排泄ケアの中でも超重要な存在。
小さなひと手間で、本人にも、介護者にも大きなメリットが生まれます。
今日から意識して、やさしいケアを実践していきましょう!
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